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2007年09月14日

おそるべし中国~衝動買い編~

あーーー疲れた。
かなり面倒くさい仕事を、今週中まで仕上げなければならなかったんで、水・木曜日と連チャンで夜2時過ぎまで、めいいっぱい働きました。おかげで、体がきつくてしょうがありません。

その仕事もなんとか、今日の夕方ギリギリで間に合ったんで、一安心ですicon
なんかねー、こっちが忙しい間に安倍総理も辞任したとかで、大々的に報道してたらしいですが、


でもそんなの関係ねえ(by小島よしお)



という状況でした。使い方間違えているかな?

ということで、中国旅行5日目です。
今日も世界遺産「武陵源」探検です。場所は「天子山自然保護区」の「袁家界」というところに向かう予定です。ホテルを出たら、

雨です…icon。いい感じでしとしと降ってます。
まいったなー、ここまでの旅は南国なのに暑くもなく、かなり快適な旅を楽しんでたのに。
日頃の行いがいいからと思ってたんだけどなーicon

とりあえず、バスに乗り天子山入口から地上326mの百龍エレベーターに乗り、天上界を目指します。この高さを2分で一気に上がるんですね、びっくりicon

天上界に着きました。絶景の景色が見えるはずなのに、


霧で真っ白ですicon



本当で何も見えませんicon。まいったなー、今回の旅で一番のメインイベントがこれかよー。
たまに展望台から、一瞬霧が風で流されたときに景色がうっすら見える程度です。
ホントはこんな絶景が見えるはずなんです。悲しいなあ…。
  

しかも、雨は降って寒いし、吐く息は白いし(マジです)。まだ季節は夏のはずだよなあ…。

昼飯を食ってると、さらに雨脚は強くなりました。
この後、天子山を散策する予定なのですが、ツアー参加者全員、雨の中真っ白の景色しか見えない観光を多数決をもって拒否しました。ツアー泣かせな客だねえ。

とりあえず雨脚が弱まるまで、食堂で休憩です。その間、「飛行機ちゃんと飛ぶんかなあ」と言いつつ、ツアー客は今までの旅先で遭遇したアクシデントについて楽しく語ってます。不謹慎な。
別の部屋では、急いで”大久保的”添乗員と現地ガイド二人がどこに行くか調整しています。

1時間たっても雨脚は弱まらないんで、結局ロープウェイにて麓に戻ります。

ところがこのロープウェイが凄かったんです。
出発と同時にもの凄いスピードで急降下し始めたんです。おーい、ちょっとはえーぞー、しかもグリングリン揺れてるし。大丈夫かー
けれども景色は最高です。上の写真のような岩のすぐ真横を通って、かなり迫力あります。
私的には良かったんですが、ダンナがアンガールズの田中に良く似た奥さんは、ロープウェイを降りると真っ青な顔して、震えながらしばらく立てませんでした。よっぽど怖かったんだろうねicon。。

予定より早く麓に着いたんで、夕食の食堂のすぐ近くにある「張家界军声砂石画研究院」という所に寄り道しました。
一体どういう場所かという、「李军声」という人が創始者で、約20年くらい前”砂石画”というものを始めたらしいです。その専門学校兼画廊らしいです。
特殊な接着剤に塗装した砂や木などを貼り付ける手法の絵で、なんか愛知万博にも中国館に出展したらしいです。

ふーん、あっそう。下で画廊のガイドさんらしき、かわいくて若い女性の説明を聴きていたんですが、”芸術”という言葉に全く反応しないワタシ、あんまし興味ありません。ワタシ的には、女性の裸体ほど芸術なモンはないと思うんですが…、崇拝してます。

「ソレデハ上ノ方ニドウゾ」と案内されて、2階に上がり画廊見学です。

全く芸術に興味がないと言った私ですが、壁に飾られた絵を見て一瞬で変わりました。
武陵源の風景を描いたのがほとんどで、実際に目で見たせいかもしれませんが、


なぜが心に染みるというか、正直魂が揺さぶられました。


絵を見てこんな心境になったのは生まれて初めてですね。ピンポイントに入ったんでしょうか、いろんな絵を見ていくうちに、「うちのマンションに欲しい…icon」とマジで思いました。

そして、思わず購入してしまいました。完全な衝動買いです。
買ったのは、この武陵源の春夏秋冬を描いた4枚セットです。


おそらく弟子の作品と思いますが、購入金額は聞かないでください。聞いたら、「ついに壊れたか…」と思われるんで。

ところが、これからが大変でした。現地ガイドの”肖さん(若い女性)”が
「砂石デデキタ絵ナノデ、飛行機ノ荷物ニスルト壊レマス。手デ持ッテ下サイ」
と言われ、4枚の絵を手提げ箱に入れてもらって歩いて移動しようとしたんですが、


”デカイ!、しかも重い!”



絵を持ったまんま、夕食を食べてかつ宿泊ホテルのある広州白雲国際空港まで飛行機で移動しました。

そのまま、飛行機に乗りこんでなんとか上の荷物入れに押し込んだ後、よく考えたんですが、

「これ、周りの人間にとって、かなりジャマくさいだろうなicon

ごめんなさい。でも助かったのが、広州で泊まったホテルが空港の目の前にあったんでね、移動が楽でした。泊まったホテルは”諾富特白雲空港大酒店”、今年できたばっかりの5つ星ホテルです。

部屋に入った瞬間、おー”ゴージャス”。すげー、造り付けの家具が今まで泊まったホテルと違うぞー。
やべー、風呂がガラス張りで部屋から丸見えだよーーー。恥ずかしい…。

とは言っても、部屋の中はワタシ一人…。意味ねえな。
くっそー、オンナと一緒だったら、思いっきり羞恥プレイに励めるのに。残念icon

ホテルに入ったのが12時前だったんで、風呂入って、悔しさの涙で枕を濡らしながらさっさと寝ました。どう考えても、このホテルには桂林や張家界で泊まったホテルのような、怪しいマッサージ店はないだろうしね。

そして最終日は広州から福岡空港、途中博多駅に荷物を預けて天神まで寄り道して、特急にちりんに乗って夜9時前に大分に到着しました。
もちろん、くそ重い絵を持ったまんまです。大変やったー。

以上で、13年ぶりの海外旅行が終了です。一言、”不毛”ですな。
基本的に団体行動が嫌いなんだけど、初めての中国だからしょうがなくツアー旅行に参加したわけですが、みんなかなり年上の人が多かったんで、盛り上がりに欠けましたね。
若くてかわいいオナゴもおらんかったし。

今度は英語が通じるとこの国へ、一人で行ってみよう。バンクーバーかウェールズあたり行きてえなあ。
どうせ明日も仕事だし、3連休もほぼ間違いなく潰れるだろうから、儚い夢をみつつ寝ます。  


Posted by まんねん at 23:45Comments(0)