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2008年10月18日

孤高の美人ピアニスト

「いらっしゃいませ」

バーテンダーT中君が爽やかな笑顔で迎えてくれる店。

別府市流川通りの”MILKHALL”

カウンターに座り、まずはお任せの1杯icon





ブラッディ・メアリー。
トマトジュースの爽やかな酸味が、乾いた胃と心を目覚めさせてくれる。

そして腹ごしらえとマスターとともにひとまず店を出て、北浜の夜街に向かって歩き出す。

たどり着いたは、マスターお奨めの蕎麦屋。
まずは、桜海老のかき揚げと板わさをアテに、日本酒で乾杯。
そして絶品の二八蕎麦を嗜む。
まさに、池波正太郎の世界だ…。

再び店に戻ると、カウンターの奥に彼女は佇んでいた。

そう、彼女は金・土曜日だけMILKHALLで演奏するために現れる美人ピアニスト。

ワンステージを終え、休憩中にカウンターで飲んでいた男3人組と話していたようだ。
男3人組はFC東京サポーターらしい。
今日のトリニータホーム戦を応援するため、わざわざ東京からやってきた筋金入り。

徐に彼女は、FC東京サポーターに対しワタシを紹介する。


「この人はトリニータのサポーターなんですよ」



一瞬、沈黙が流れる…icon


そう、彼女は少し場の空気を読めない



しかし、敵対するサポーターとはいえオトナ同士。
お互い明日の試合の健闘を称えて、その後は談笑。

そして、美人ピアニストは奥の部屋に行き、ピアノの前に座りまた弾き始めた。





彼女の演奏を聴きつつ、ボウモアのロックを嗜みながら思う。


彼女は美しい




そして、いやらしい








彼女が奏でるピアノは様々な顔を出す。

時には母親の慈愛のように、包み込むような優しい音色を奏でる。

時には奔放な性格そのものを音符にのせて、聴く人間を楽しくさせてくれる。

時には秘めた心を吐き出すように、強いタッチで鍵盤を叩く。







彼女は今困難に立ち向かっており、精神的にも疲れていると思う。

大変だろうけどこの困難を乗り越えられるよう、頑張って欲しいモンだicon






そして、いつものように笑顔でいて欲しいicon


お疲れ様。さて、じゃあ帰ろうか。

そして、二人は夜の街に消えていく………。

職場放棄したマスターとともに庄八へ
  


Posted by まんねん at 11:51Comments(5)