2008年07月27日
職人の素晴らしさ
まずはともあれ、
久し振りのアウェイ勝利
。しかも相手はガンバ大阪。
まあガンバ事情としては、遠藤選手も播戸選手も療養中で、しかもバレー選手の突然の退団の影響が大きかったかもしれませんが、
バンザーイ、バンザーイ
。
いや、すごいねー。これで丸1ヶ月間、6試合負けなしかい
。
いい調子だー、次はホーム2連戦。
オリンピック組はいないけど、まずはナビスコカップ準々決勝突破&清水を破り3位以内を目指しましょう。
話は変わり、昨日は大変でした
。
現在、土曜夜市の竹町通りで大活躍中の「ペー君」。

しかしペー君、木曜日の天満社にて”冷蔵庫の上からポー君の頭に落下事件”の衝撃で、
正しくは、氷を削るためにクルクル回る部分が、レバーを動かしても一番下まで下りなくなったと。
んで、ケンジさんから頼まれて午後から「ペー君」の緊急オペに入る事になりました。
まあ、原因は分かってたんです。
モーターは大丈夫みたいだったので、おそらくシャフトが曲がってるんであろうと。
ちなみにシャフトとはこういうヤツ。

最初はペー君を分解して、シャフトをとりだしてハンマーで叩いてまっすぐにすればいいと、軽く考えていたんですよね。
ところが、
アタマ部分はケンジさんが外してくれてたけど、こっから先どうすればいいんだ?。
前のパーツから外そうにも、中からボルトで締められてるから無理。
じゃあ、上からシャフトを取り出すにもファンベルトを外さなければならないし。これがまた頑丈。
いや、普通の家庭で使う電動カキ氷器レベルなら、ちょいちょい直した事はあるんです。
昔から、機械を分解してさらに組み立て直すのとか、大好きなんですよ。
ようは機械オタクでして、昔の”秋葉原”や”日本橋”大好き人間でした。
小学校6年の時、ハンダ鏝使って携帯ラジオ作ったこともありますし。
今でも、トランジスタとかICとか見ると、ワクワクします。
でもねー、ペー君には申し訳ないけど、これはちょっと無理やなあ…。
どうしようか、やっぱりプロに頼むしかないよなあ…。
カレ、プロじゃん。でも、うきは市はちょっと遠いよな…
。
そしたら、ケンジさんが「そういえば、親戚に機械工場を営んでいる人がおった
」
早速連絡。そしたら親戚のオジサンOKって、早速持ってこいと
。
という事で、ペー君、専門病院まで転院です。
救急車的マイカーにペー君とケンジさんを乗せ、なぜかsinaちゃん(?)までついて来ました。
そして1時間後、到着。

奥からケンジさんの親戚のオジさん登場。
ケンジさんが簡単にペー君の症状を説明。
そしたら工具を取り出してきて、ペー君を解体し始めました。
あっという間にファンベルトを外し、シャフトを取り出しました。

竹町ではsakapaさんを加え、あんなに苦労したのを、いとも簡単にパパッと…。
そして、取り出したシャフトをこんなに機械に装着。

おそらく万力のようなモンで固定をして、回転させ、シャフトの曲がり具合を確認しています。
確認が取れたら、ハンマーで曲がった部分を叩く。で、また回転させて、また叩く。
そしたら、あんなに曲がっていたシャフトがだんだんまっすぐになっていきました。
そして、一度ペー君に装着。しかし、まだ穴には通らない。まだ曲がっているようです。
再度機械に装着し、またハンマーで叩く。で、またペー君で確認。まだ微妙に曲がってる。
ホント、ミリ単位の仕事です。
それを何度も繰り返して、やっとシャフトが下まで動くようになりました。やったー
。
しかし、まだ動きがぎこちない。やっぱりミリ単位でシャフトが曲がってるみたいです。
これ以上の調整は難しいので、シャフトの周りをカンナでかけて、削って細くする手段に変更しました。
そして、ついにシャフトが上下にスムーズに通るようになりました
。
しかし、まだ作業は終わってない。
シャフトを固定するネジの先っぽが曲がってるみたいです。
そしたら、新しいちっちゃいネジを素手でつまみ、シャフトに合うよう削り始めました。

嘘やろー、火花でとるでー
。火傷するでー
。
そして約1時間半後、ネジを締め、ファンベルトを装着しオペ完了です
。
さあ、コンセントをつないでうまく動くか。
スイッチをポチっとな。おー、動いた動いた
。
シャフトが微妙に曲がってるみたいですが、注意して見なければホント分からないレベルです。
よーし、これで土曜夜市まで間に合うぜー。大急ぎで竹町に戻りました。
しかし、今回の”ペー君事件”で思ったこと。
我々が手も足も出なかったのが、ホントあっと言う間に直してしまいましたからねー。
彼らにとっては、曲がったシャフトをまっすぐにすると言う程度のモンかもしれませんが、とにかく感動
。
ホントこういうので困った時、サラリーマンとか公務員とか銀行員とか、普段威張ってる人間って、ナンの役にも立ちませんからね。
幸い、ケンジさんの親戚にプロ職人がいたから助かりましたが、普通に修理に出したら何万円か費用がかかるでしょうからね。
ホントいい勉強をさせていただきました。
さあて夕立もおさまったし、涼しくなってきたから、ぼちぼち晩御飯でも作ろうかな。
祝、トリニータ連勝
久し振りのアウェイ勝利

まあガンバ事情としては、遠藤選手も播戸選手も療養中で、しかもバレー選手の突然の退団の影響が大きかったかもしれませんが、
勝てばよし
バンザーイ、バンザーイ

いや、すごいねー。これで丸1ヶ月間、6試合負けなしかい

いい調子だー、次はホーム2連戦。
オリンピック組はいないけど、まずはナビスコカップ準々決勝突破&清水を破り3位以内を目指しましょう。
話は変わり、昨日は大変でした

現在、土曜夜市の竹町通りで大活躍中の「ペー君」。

しかしペー君、木曜日の天満社にて”冷蔵庫の上からポー君の頭に落下事件”の衝撃で、
動かなくなる

正しくは、氷を削るためにクルクル回る部分が、レバーを動かしても一番下まで下りなくなったと。
んで、ケンジさんから頼まれて午後から「ペー君」の緊急オペに入る事になりました。
まあ、原因は分かってたんです。
モーターは大丈夫みたいだったので、おそらくシャフトが曲がってるんであろうと。
ちなみにシャフトとはこういうヤツ。

最初はペー君を分解して、シャフトをとりだしてハンマーで叩いてまっすぐにすればいいと、軽く考えていたんですよね。
ところが、
ペー君、思った以上に頑丈

アタマ部分はケンジさんが外してくれてたけど、こっから先どうすればいいんだ?。
前のパーツから外そうにも、中からボルトで締められてるから無理。
じゃあ、上からシャフトを取り出すにもファンベルトを外さなければならないし。これがまた頑丈。
すいません、素人には無理です

いや、普通の家庭で使う電動カキ氷器レベルなら、ちょいちょい直した事はあるんです。
昔から、機械を分解してさらに組み立て直すのとか、大好きなんですよ。
ようは機械オタクでして、昔の”秋葉原”や”日本橋”大好き人間でした。
小学校6年の時、ハンダ鏝使って携帯ラジオ作ったこともありますし。
今でも、トランジスタとかICとか見ると、ワクワクします。
でもねー、ペー君には申し訳ないけど、これはちょっと無理やなあ…。
どうしようか、やっぱりプロに頼むしかないよなあ…。
そうだ、スイッチさんいるやん
カレ、プロじゃん。でも、うきは市はちょっと遠いよな…

そしたら、ケンジさんが「そういえば、親戚に機械工場を営んでいる人がおった

早速連絡。そしたら親戚のオジサンOKって、早速持ってこいと

という事で、ペー君、専門病院まで転院です。
救急車的マイカーにペー君とケンジさんを乗せ、なぜかsinaちゃん(?)までついて来ました。
そして1時間後、到着。
奥からケンジさんの親戚のオジさん登場。
ケンジさんが簡単にペー君の症状を説明。
そしたら工具を取り出してきて、ペー君を解体し始めました。
あっという間にファンベルトを外し、シャフトを取り出しました。
竹町ではsakapaさんを加え、あんなに苦労したのを、いとも簡単にパパッと…。
職人ってすごいなー
そして、取り出したシャフトをこんなに機械に装着。
おそらく万力のようなモンで固定をして、回転させ、シャフトの曲がり具合を確認しています。
確認が取れたら、ハンマーで曲がった部分を叩く。で、また回転させて、また叩く。
そしたら、あんなに曲がっていたシャフトがだんだんまっすぐになっていきました。
おー、すげえなー
そして、一度ペー君に装着。しかし、まだ穴には通らない。まだ曲がっているようです。
再度機械に装着し、またハンマーで叩く。で、またペー君で確認。まだ微妙に曲がってる。
ホント、ミリ単位の仕事です。
それを何度も繰り返して、やっとシャフトが下まで動くようになりました。やったー

しかし、まだ動きがぎこちない。やっぱりミリ単位でシャフトが曲がってるみたいです。
これ以上の調整は難しいので、シャフトの周りをカンナでかけて、削って細くする手段に変更しました。
そして、ついにシャフトが上下にスムーズに通るようになりました

バンザーイ、バンザーイ

しかし、まだ作業は終わってない。
シャフトを固定するネジの先っぽが曲がってるみたいです。
そしたら、新しいちっちゃいネジを素手でつまみ、シャフトに合うよう削り始めました。
嘘やろー、火花でとるでー


そして約1時間半後、ネジを締め、ファンベルトを装着しオペ完了です

さあ、コンセントをつないでうまく動くか。
緊張の一瞬です

スイッチをポチっとな。おー、動いた動いた

シャフトが微妙に曲がってるみたいですが、注意して見なければホント分からないレベルです。
よーし、これで土曜夜市まで間に合うぜー。大急ぎで竹町に戻りました。
しかし、今回の”ペー君事件”で思ったこと。
職人って凄いなー

我々が手も足も出なかったのが、ホントあっと言う間に直してしまいましたからねー。
彼らにとっては、曲がったシャフトをまっすぐにすると言う程度のモンかもしれませんが、とにかく感動

ホントこういうので困った時、サラリーマンとか公務員とか銀行員とか、普段威張ってる人間って、ナンの役にも立ちませんからね。
幸い、ケンジさんの親戚にプロ職人がいたから助かりましたが、普通に修理に出したら何万円か費用がかかるでしょうからね。
ホントいい勉強をさせていただきました。
さあて夕立もおさまったし、涼しくなってきたから、ぼちぼち晩御飯でも作ろうかな。
Posted by まんねん at 18:12│Comments(2)
この記事へのコメント
すげー さすが職人さん 手の先っちょから火が出てますけどーーーコワっ!
シャフトっち新品買うといくらなんやろ??
シャフトっち新品買うといくらなんやろ??
Posted by つね
at 2008年07月28日 09:46

つねさん
凄いっしょー。間近で見てびっくり!!。
シャフト………、いくらするんですかね???。
とりあえず応急処置だから、買い替え直すときにケンジさんに聞いてみよう。
凄いっしょー。間近で見てびっくり!!。
シャフト………、いくらするんですかね???。
とりあえず応急処置だから、買い替え直すときにケンジさんに聞いてみよう。
Posted by まんねん
at 2008年07月28日 23:30
