諸行無常なる男

昨日、今日といつもどおり休日出勤してましたが、「なんか調子でないなー」と思ってたんですが、昼過ぎに家に帰って体温計で調べたら、やっぱり熱出てました。

まあ、微熱程度だったんで、そのまま夕方まで寝てたら大分下がりましたけどね。

すいません床屋のおいさん、連絡が遅れまして。まあ、そういう状態だったもんですから。

話は変わり、まずは書けなかった話をふたつ。

まずは、昨日の昼間の話。

休日出勤をしてましたら、会社宛ての電話。
普段は面倒くさいから出ないんですが、ちょっといろいろ忙しい時期だったんで、とりあえず出ました。

「もしもし、まんねんさんという方はいらっしゃいますか？」
「はい、ワタシですが。」
「あー、よかった。ワタシ、この間佐世保市でお会いした○○です。」

○○さん？、誰やったけ？？。
あー、たまたま同じ案件を扱っていたワタシと現場でばったり会って、15分ほど立ち話をした、あん社長さんな。
東京本社で、九州を中心にM＆Aを仕掛ける、結構おっきい会社みたいです。
運転手つきだったし、たまたま同じ中津出身ということで話が盛り上がったから、よう覚えてるわ。

「この間はお世話になりました。いや、今度別件でオタクの会社に依頼しよう思いましてね。」

県外にて、立ち話をしただけなのに仕事くれるんですか？。いや、ありがとうございます。
しかも話を聞いていたら、結構おっきい案件だから、これ報酬額○○○万円くらいイクんじゃないの？。

「アナタの事気に入ったから、これからは大分県内の案件はまんねんさんの会社にお願いしますんで。」

いえいえ、ホントありがとうございます。
と電話を切り、たまたま事務所にいたボスにさっそく報告。

「いや～、よかったじゃないの。まんねん君の人徳のおかげだよ。」

と喜んでいただけました。
いや、たまたま中津市出身という事で話があっただけなんだけどな。

そういえば、ずいぶん昔も行きつけの居酒屋で知り合った、今思いっきり世間で問題になっている某国家機関のお偉いさんと仲良く飲んでたら、仕事くれたこともありましたしね。
それも継続的に仕事依頼があったから、それだけでもウン百万円近い売上げになりましたしね。

たまたま出会って会話しただけで、おっきい仕事をくれるっちゃねえ。へえー。
日頃の行いがいいからかな。


もうひとつは、一昨日の金曜日の夜の話。

やる気ない状態だったんで、気分転換のため外で缶コーヒー飲みながらタバコを吸って、会社に戻ってくる途中に帰ろうとする”恋愛偏差値の低い娘（もうすぐ26歳）”にばったり出会いました。

「お疲れ様でした」と恋愛偏差値の低い娘（もうすぐ26歳）。





とワタシ。いつもどおりの回答です。

「いや、それはないです」
「ナンで？、あの某役所に勤めている彼氏はどうしたん？」
「別れました」

いつ別れたんかえ、オレ知らんぞ～。
まあ、ここんとこ出張ばっかりで忙しかったから、話もよう聞く時間がなかったからやけど。

どんなオトコやったかというのは、詳しくはこちら。

「まんねんさんが”つまらんオトコ”って言ってましたけど、ホントつまらないオトコでした」

オマエな～、オレのいう事聞かないからそういう事になるんだよ～。
とちょいと怒ったら、肝心の本人はさっさと別れた事に対してなんとも思ってないみたいです。

なんかな～、そういう軽い気持ちでオトコと付き合うとさー、勘違いしたオトコに対して失礼やろ。最初に断れよ。
説教しても無駄と思ったので、敢えて言いませんでしたけどね。

まあ全くつながりがない話なんですが、ひとつ共通して言える事は、人間関係という事ですかね。

ひとつはたまたま知り合っただけですが、私の事を気に入ってくれて仕事という繋がりができた話。
もうひとつは、彼氏彼女という人間関係を軽く考えていて、簡単に別れられるという話。


ワタシは、人間関係というものを思いっきり大事にしています。

人見知りという性格が一番の理由ですが、自分から話しかける事は正直苦手。
だけど、相手の方から話しかけてきてくれてる。助かります。
一期一会というか、その出会いを大事に思いますし、その後もワタシという”ちゃらんぽらんな人間”と付き合っていただける。

ホントに感謝しています。

別に料理やケーキを作る技術も腕前もないし、サービス業としてお客様に楽しい時間を提供できるほどのできた人間でないし、ましてや性格上飛び込み営業なんかできないしね。

だからこそ生きていく上で、「人間関係」というのはワタシの中では最も大事な財産です。

そのために心がけていることは、どんな相手でも最初に偏見をもたない事、金持ちとか役職とかで差別しないで付き合う事、必ず顔も気持ちも真正面に向き合って話す事です。

仕事上、おっきい会社の社長さんやお偉い方から、ホントに金がなくて今にも首をくくろうかという両極端な人たちと、少なくとも年間100人近い人と会って話す機会が多いんですが、誰であろうがスタイルは変えません。

それは、ブロガーの中で実際会った人たちもそうで、誰であろうが全く同じように会話をし付き合いをする事を心がけてます。

その中でも、年上の方々と話すことは、すごい勉強になりますから自分の中でも貴重な時間として大切にしますし、ワタシと同じくらいか若い連中から相談や愚痴を聞かされても、それは普通に聞いて、まあできればアドバイスとかもしてますしね。
あんまり役にはたたんやろうけど。

話ついでに、さっきの恋愛偏差値の低い娘（もうすぐ26歳）みたいに、軽い気持ちで付き合って、気に入らなければさっさと別れるような、そういう付き合い方しかできない人間って、ものすごくムカつくんですよね。

そりゃ、恋愛だから性格からカラダの相性から、合う合わないはあるよ。
だけど、最初の段階で相手の事をよう知らん状態で告白されたから付き合うような、そんな適当な入り方でいいんかなと、いつも疑問には思ってるんですよね。
うまくいけばいいかもしれんけど、たいていそういうケースってすぐ別れるじゃないじゃないですか。
付き合う相手に対して失礼と思わないのかなあ、とその無神経さが理解できないんですよねー。
人として、真正面で付き合ったことがないんやろうなあと、説教したくなりますけどね。

まあ、ワタシがアタマ硬過ぎるんかもしれんけど。

ブロガーの皆さん、時々失礼な事を言うかもしれませんが、こんなワタシですが可愛がってください。

さあ、焼酎お湯割り飲んで、ゆっくりするかな。