諸行無常なる男

こんばんわ
アルゼンチン×ドイツ戦の間はほとんど呑んでいて、半分試合を見ていなかった３６才のオヤジです

試合開始から２０分は、ＭＩＬＫＨＡＬＬのミニ・パブリックビューイングで見てましたがね

ただ、前半３分早々で、ドイツが先制しちゃったからねえ

前半早々で１点先制してしまえば、まあドイツの勝ちで、ほぼ試合は決まりでしょう

Ｗ杯をそれなりに熟知している人間なら、その事は十分承知なのでしょうけどね

だってさあ、そっからいつも通り７人でガチガチに守られたら、相手はどうしようもないけんねえ…

ホント、勝利至上主義というか、見ているほうとしては、つまらないコト極まりない試合をするし


んで、前半２０分くらいまで見てましたが、ドイツの勝ちを確信したため、その段階で見る気なし

別府市から大分市はｓｉｎａタクで送ってもらったけど、そっからは庄八でビール片手にダベる

家に帰ってテレビを点けてみたら、ちょうどドイツのクローゼに２点目を決められた直後でね

さらに、パンツを脱いでいる間に、ドイツに３点目を決められてましたね、誰が決めたか忘れたけど

あーあ、強豪の名を誇るアルゼンチンの守備陣も、緊張感が無くなってしまってるなあ

でも、昨晩のブラ汁のように、完全にブチ切れていないから、だいぶマシでしたけどね


それにしても、最後の４点目もそうですけど、ドイツのラストパスって、ホント美しいですなあ

固い相手ディフェンスの隙間を狙い、かつそのままフィニッシュに結べるパスはホント素晴らし過ぎる

なかなか、あーいう精度の高いラストパスは出せないですよ


ついでにいつも思うのが、日本のマスコミ特有のトンチンカンな性格なのかもしれませんけど





から、点が入らないみたいな、責任転換な報道が結構多いと思いません？

まあ、確かにその通りなんですが…







あれはワシから言わせると、ラストパスの精度が低すぎるから、肝心のＦＷが決めきらないのよ

ついでにセットプレーやコーナーキックが大事とか、そればっかり強調する、くだらん解説者も多いけど

あれだけ選手がごちゃごちゃした状態で、点が取れるちゅうのは、ある意味、偶然・奇跡に近いのよ

キッカーとフィニッシャーと間で、何百回という練習をこなさない限り、確実に決めるのはまず無理やし


とにかく、ラストパスを出すキッカーの技術と精度が、点を取るという要素の大部分を占めている訳なのだ


例えば、昔のヴェ○ディのＦＷがヘテえ（失礼）でも、ラ○スという優秀なパサーがいましたからねえ

さらに試合の中で、正確なラストパスを出せるための、周囲のフォローがあるチームが結局強いと思うのよ

まあ、言い換えれば、サッカーを知っている選手が多ければ多いほど、組織的な攻撃ができるという訳で

もちろん、守備も同じことですけどね


それと、”数の論理”でいうと、実は攻撃陣より守備陣の数が多いケースが圧倒的に多いのです

だから、守備に対して攻撃の絶対数が上回るのは、速攻で攻め込んだカウンターだけなのです

ただ、サッカーに限らず、相手の陣地に攻めあがる時は、そん時の勢いだけが目立ちますけどね

あのスピードを維持したまま、フィニッシュまでもっていくのは、ＦＷとして意外と大変らしいです


そして最後の砦である、手を使えるキーパーをかわすのは、完全にフリーである以外は結構難しいのです

結論としてカウンターは、ドリブラーの技術か、キーパーを見据えたラストパスの精度にかかっているのだ


最後に、よく「サッカーを見ても点が入らないから、つまらない」という輩も多いけど

声を大にして言うなり





あらゆる状態で、点を取れるというのは、９０分間の試合の中でも数度の限られたチャンスしかない

そん中で、イングランド戦に続き、準々決勝でも４点を決めたドイツは、冗談ヌキでマジで強いわい

いやワシも、後半半ばでドイツがやっと先制して、あとはガチガチに守るというのが大方の予想

もしくは、アルゼンチンが先制した後、ノーガードの打ち合いで、２、３点の取合いになると思ってたけど

以外の展開なら、ホント平凡ながら、０－０のＰＫ戦と予測してましたがね

完全に、予想を上回る一方的な試合展開となりましたなあ…


うーん……、ドイツの優勝を予想していたワシですが、このままでは面白くないＷ杯になりそうじゃわい

とりあえず、面白いサッカーを期待して、３時半からの試合は、スペインの勝ちキボンヌ

さて、次の試合までいやらしいことを考えながら、待ちますかね