2009年11月25日
死ぬかと思ったウェディング
こんばんわ
。
昨日は朝まで呑んで二日酔いで一日死んでいた、すっかり酒に弱くなった35才のオヤジです。
3連休も終わり、今日から仕事が始まりましたが…。
雨が降ったせいか、底冷えとまではいかないけど、朝はコタツから出たくありませんでしたな。
昼間でも普通に吐く息が白いし、背中がゾクゾクするし。下半身が寒いのはいつものコトだけど。
ちょっと遅くなりましたが、先週土曜日のパパスウェディング撮影の話。
元々はタロー和尚から、だいすけ部長が請負った依頼ですが、夕方から庄八も営業ですしね。
途中から交代要員と言う事で、ワシにも声がかかったのですが、ひとつ重大な問題が………。
あまりにも不安要素が多いため、相棒として可愛いオナゴがお手伝いしてくれました。
ええ、ワタシの可愛い愛人4号です。もちろん、嘘ですが
。
タイムスケジュールも事前に手に入れ、3人で打合わせも綿密に行いましたけどね。
それでも不安は不安
。これでも一応、根はマジメなモンですから。
なにせ、一生に一度の大イベントですから、撮る側としては失敗が絶対許されませんからねえ。
しかも新郎新婦は会ったこともない全然知らん人だから、出来上がりのイメージが全く湧かないし。
心配性のあまり、披露宴開始の1時間半前には、愛人4号と早めにパパスダイナー入り。
ところが、すでに受付始まってるし、何人かもう会場に入ってるし。ちょっと、焦りましたな
。

始まる前に、こういう静物を撮ってる時は、余裕のよっちゃんだったんですけどね。

テーブルセッティングもバッチリです。
しっかし、事前にゆかちゃんに言われてたけど、あの店内に60席もセッティングされるとキツキツやね。
いい写真を撮るスペースをキープするのが大変やなあ
。どーしよーかなー???。
そのうち、だいすけ部長も合流し、新郎新婦の開宴前の写真を撮ったりしてました。

タロー和尚も大忙しで、料理を作ってます。しかし、よー、1人で60人分の料理作れるよなー。
もちろん、マスターをはじめとする裏方たちもテキパキ働いてますが、ホント尊敬しますな
。
で、3時になり、いよいよ開宴。新郎新婦の入場です。え?、思った以上に歩くスピードが速い!。
この段階で、すでに二人の姿を撮り損ねる。やべー
、まあだいすけ部長が撮ってくれてるやろー。
ワシ失敗しても、たぶん二人がフォローしてくれるやろうけん。
こん時は、かなりお気楽ご気楽で撮影してたんですがね。

司会進行の、岩崎朋ちゃんカワユス
。
飲み屋で偶然何度か見かけたことありますが、フルメイクしていると全然印象が違いますな。
タロー和尚が作った料理もおいしそうやなー、ホント
。
昼飯は結構がっつり食ったんですがねー、それでも食欲が湧いてきてしょうがない。
しかし、新婦が母親とともに退場し、新郎もお色直しに入った頃、だいすけ部長は仕事で撤収。
やべー、もの凄い不安が込みあがってきた
………。
ふと入口を見たら、お色直しを終えた新郎新婦が今にも入場しようしている。
プランナーのオナゴ、入場前に外で二人の写真撮るから、一言声をかけろと言うたやないかー
。
猛ダッシュで走り、強引に入場寸前の二人を止めて、屋外でツーショットの写真を大急ぎで撮る。
水を入れてしまったので、新婦さんはちょっと不機嫌になってましたが、ホントごめんなさいね
。
そして………
食事も終わってるし、もうお色直しもないから、式のスケジュールはノンストップで進行。
あー、そこの余興のオンナんし、画用紙で顔を隠すな。ここの角度からは写らんやろうがー。
あー、新郎新婦に花束を持ってきた3匹のガキ。顔が写らないから、頼むけんこっち向いてくれー。
あー、後ろの来賓の方々すいません。邪魔だけど、こっからじゃないといい角度で撮れないのよー。
とにかく、いいポジションを確保するため、狭い中を邪魔しないように全力で走り回る
。
しかも、場所ごとで明るさが全て違うから、絞りとシャッタースピードを全部設定し直しで大忙し
。
それ以上に、夕方5時前からグングン暗くなっていくのが、とにかくプレッシャー極まりなし。
暗くてシャッタースピードが稼げないから、被写体がほんの少しでも動くとブレるのよ
。
ストロボは持ってきたけど、あんまし使ったことないから、試し撮りせんとセッティングが分からん。
なのに、式は待ったなしで進行していくから、結局ノーストロボで最後まで行きました。
そして、一番最大の心配事であった、最後の集合写真。ノーストロボでホントいけるのか?
。
それ以上に、広角レンズが17mmしかないので、とにかくあの狭い中に60人納めるのが大変。
「すいませーん、向かって左端の人が入らないので、もっと中に寄って下さーい。」
「すいませーん、一番後ろの人は顔が写らないので、椅子の上に立ってくださーい」
声が枯れるくらい、久しぶりに普段出さない大声で指示しましたが、なかなか収拾がつかない。
なのに、朋ちゃんが「撮りますよー」とマイクで何度も言うのに、ちょっとイラっときましたけどね。
「まだって、言うとるやろうがー。人の話を聞けー、コラー
」と、思わず怒鳴りそうになりましたが。
「今度は笑ってくださーい」と、2枚撮ってカメラチェックをして、よしこれなら大丈夫だろうと一安心。
と思ったら、「まんちゃーん、新婦のお父さんがおらんかったから、もう1枚撮ってー」。
余裕が全くない状態での思いがけないハプニングに対して、本気で思いました。
もちろん、シバいてないんですけどね。
無事ウェディングも終了し、邪魔にならないトコでカメラチェックしていたけど、なんか見えにくいな
。
気がついたら、顔面は額から汗が滝のように流れ落ちていて、メガネは汗の雫でベトベト。
まあ、流れた汗の半分以上は冷や汗と言ったほうが正しいですが…
。
さらに気が抜けた瞬間、頭がクラクラし始めましてね。集中しすぎて、完全に酸欠状態でした。
えーと、それで肝心の写真の方なんですが、
ヘタな鉄砲数打ちゃ当る、と全部で500枚近く撮ったので、3分の1は一応使えるとは思います。
ただ余裕もへったくれもなく、ドタバタしながら撮ったので、面白くも何ともないですけどね。
あとは、だいすけ部長の吟味にお任せします。新郎新婦には、ホント申し訳ないんですけどね。
しかし部長、よー前回1人で最初から最後まで全部撮ったよなー。信じらんわー、死ぬでホント
。
いやホント、帰りの車の中、半分意識を失いながら運転してましたからねー。
家に帰った瞬間、完全に意識を失ってコタツの中で爆睡してたし。
ということで、普段なかなかない機会を得させてもらい、ホントいい勉強にはなりましたが、
まだまだ未熟モンなので、もうちょっと腕を磨いてから出直してきます
。
さ、明日も忙しいぞ。
焼酎お湯割り呑んで、さっさと寝よう。

昨日は朝まで呑んで二日酔いで一日死んでいた、すっかり酒に弱くなった35才のオヤジです。
3連休も終わり、今日から仕事が始まりましたが…。
さみーーー

雨が降ったせいか、底冷えとまではいかないけど、朝はコタツから出たくありませんでしたな。
昼間でも普通に吐く息が白いし、背中がゾクゾクするし。下半身が寒いのはいつものコトだけど。
ちょっと遅くなりましたが、先週土曜日のパパスウェディング撮影の話。
元々はタロー和尚から、だいすけ部長が請負った依頼ですが、夕方から庄八も営業ですしね。
途中から交代要員と言う事で、ワシにも声がかかったのですが、ひとつ重大な問題が………。
ワシ、ウェディングの写真撮ったことがないのよ

あまりにも不安要素が多いため、相棒として可愛いオナゴがお手伝いしてくれました。
ええ、ワタシの可愛い愛人4号です。もちろん、嘘ですが

タイムスケジュールも事前に手に入れ、3人で打合わせも綿密に行いましたけどね。
それでも不安は不安

なにせ、一生に一度の大イベントですから、撮る側としては失敗が絶対許されませんからねえ。
しかも新郎新婦は会ったこともない全然知らん人だから、出来上がりのイメージが全く湧かないし。
心配性のあまり、披露宴開始の1時間半前には、愛人4号と早めにパパスダイナー入り。
ところが、すでに受付始まってるし、何人かもう会場に入ってるし。ちょっと、焦りましたな

始まる前に、こういう静物を撮ってる時は、余裕のよっちゃんだったんですけどね。

テーブルセッティングもバッチリです。
しっかし、事前にゆかちゃんに言われてたけど、あの店内に60席もセッティングされるとキツキツやね。
いい写真を撮るスペースをキープするのが大変やなあ

そのうち、だいすけ部長も合流し、新郎新婦の開宴前の写真を撮ったりしてました。

タロー和尚も大忙しで、料理を作ってます。しかし、よー、1人で60人分の料理作れるよなー。
もちろん、マスターをはじめとする裏方たちもテキパキ働いてますが、ホント尊敬しますな

で、3時になり、いよいよ開宴。新郎新婦の入場です。え?、思った以上に歩くスピードが速い!。
この段階で、すでに二人の姿を撮り損ねる。やべー

ワシ失敗しても、たぶん二人がフォローしてくれるやろうけん。
こん時は、かなりお気楽ご気楽で撮影してたんですがね。

司会進行の、岩崎朋ちゃんカワユス

飲み屋で偶然何度か見かけたことありますが、フルメイクしていると全然印象が違いますな。
タロー和尚が作った料理もおいしそうやなー、ホント

昼飯は結構がっつり食ったんですがねー、それでも食欲が湧いてきてしょうがない。
しかし、新婦が母親とともに退場し、新郎もお色直しに入った頃、だいすけ部長は仕事で撤収。
やべー、もの凄い不安が込みあがってきた

その不安は大的中
ふと入口を見たら、お色直しを終えた新郎新婦が今にも入場しようしている。
プランナーのオナゴ、入場前に外で二人の写真撮るから、一言声をかけろと言うたやないかー

ちょーーーっと、待ったーーーーーーーー
猛ダッシュで走り、強引に入場寸前の二人を止めて、屋外でツーショットの写真を大急ぎで撮る。
水を入れてしまったので、新婦さんはちょっと不機嫌になってましたが、ホントごめんなさいね

そして………
ここからが地獄の始まり
食事も終わってるし、もうお色直しもないから、式のスケジュールはノンストップで進行。
あー、そこの余興のオンナんし、画用紙で顔を隠すな。ここの角度からは写らんやろうがー。
あー、新郎新婦に花束を持ってきた3匹のガキ。顔が写らないから、頼むけんこっち向いてくれー。
あー、後ろの来賓の方々すいません。邪魔だけど、こっからじゃないといい角度で撮れないのよー。
とにかく、いいポジションを確保するため、狭い中を邪魔しないように全力で走り回る

しかも、場所ごとで明るさが全て違うから、絞りとシャッタースピードを全部設定し直しで大忙し

それ以上に、夕方5時前からグングン暗くなっていくのが、とにかくプレッシャー極まりなし。
暗くてシャッタースピードが稼げないから、被写体がほんの少しでも動くとブレるのよ

ストロボは持ってきたけど、あんまし使ったことないから、試し撮りせんとセッティングが分からん。
なのに、式は待ったなしで進行していくから、結局ノーストロボで最後まで行きました。
そして、一番最大の心配事であった、最後の集合写真。ノーストロボでホントいけるのか?

それ以上に、広角レンズが17mmしかないので、とにかくあの狭い中に60人納めるのが大変。
「すいませーん、向かって左端の人が入らないので、もっと中に寄って下さーい。」
「すいませーん、一番後ろの人は顔が写らないので、椅子の上に立ってくださーい」
声が枯れるくらい、久しぶりに普段出さない大声で指示しましたが、なかなか収拾がつかない。
なのに、朋ちゃんが「撮りますよー」とマイクで何度も言うのに、ちょっとイラっときましたけどね。
「まだって、言うとるやろうがー。人の話を聞けー、コラー

「今度は笑ってくださーい」と、2枚撮ってカメラチェックをして、よしこれなら大丈夫だろうと一安心。
と思ったら、「まんちゃーん、新婦のお父さんがおらんかったから、もう1枚撮ってー」。
シバくぞ、コラ

余裕が全くない状態での思いがけないハプニングに対して、本気で思いました。
もちろん、シバいてないんですけどね。
無事ウェディングも終了し、邪魔にならないトコでカメラチェックしていたけど、なんか見えにくいな

気がついたら、顔面は額から汗が滝のように流れ落ちていて、メガネは汗の雫でベトベト。
まあ、流れた汗の半分以上は冷や汗と言ったほうが正しいですが…

さらに気が抜けた瞬間、頭がクラクラし始めましてね。集中しすぎて、完全に酸欠状態でした。
えーと、それで肝心の写真の方なんですが、
普通ですね

ヘタな鉄砲数打ちゃ当る、と全部で500枚近く撮ったので、3分の1は一応使えるとは思います。
ただ余裕もへったくれもなく、ドタバタしながら撮ったので、面白くも何ともないですけどね。
あとは、だいすけ部長の吟味にお任せします。新郎新婦には、ホント申し訳ないんですけどね。
しかし部長、よー前回1人で最初から最後まで全部撮ったよなー。信じらんわー、死ぬでホント

いやホント、帰りの車の中、半分意識を失いながら運転してましたからねー。
家に帰った瞬間、完全に意識を失ってコタツの中で爆睡してたし。
ということで、普段なかなかない機会を得させてもらい、ホントいい勉強にはなりましたが、
しばらくはウェディングの写真は絶対撮りません
まだまだ未熟モンなので、もうちょっと腕を磨いてから出直してきます

さ、明日も忙しいぞ。
焼酎お湯割り呑んで、さっさと寝よう。
Posted by まんねん at 00:06│Comments(6)
この記事へのコメント
おつかれ~(^-^)今度みせてくださいね~(^-^)
Posted by さっこ
at 2009年11月25日 00:10

大変さが伝わってきましたよ~。
そんなにシンドイものだとは知らなかった…。
大活躍でしたね!
そんなにシンドイものだとは知らなかった…。
大活躍でしたね!
Posted by みうこ
at 2009年11月25日 00:58

まぁ集合写真とチンロウチンプだけキッチリ撮れていればスナップは・・・
式場の専任は結構ポイントだけしか撮らないもんよー
まぁカットナンボだから撮りまくってもしゃーないと思っているんでしょうけど・・
昔は写真室はサボリ部屋だった・・・
式場の専任は結構ポイントだけしか撮らないもんよー
まぁカットナンボだから撮りまくってもしゃーないと思っているんでしょうけど・・
昔は写真室はサボリ部屋だった・・・
Posted by ペーター at 2009年11月25日 01:19
いやぁ、下手な小説よりも臨場感あふれてるなぁ!
朝から腹かかえちゃいましたよ。
朝から腹かかえちゃいましたよ。
Posted by pepe at 2009年11月25日 08:23
あはは・・爆笑^^
まんちゃんホントお疲れ様!
まんちゃんとマサミちゃんがいたから心強かったよ~^^
また撮りにいこうね^^
まんちゃんホントお疲れ様!
まんちゃんとマサミちゃんがいたから心強かったよ~^^
また撮りにいこうね^^
Posted by だいすけ at 2009年11月25日 12:01
さっこちゃん
いやー、見せられるほどのモンでもないから、勘弁してくれ。
みうこしゃん
いや、普通のカメラマンだったらナンということもないやろうけど、なんせ初めてだから。
ぺーさん
要領が分からんもんやけん、とりあえず全部撮ってみた次第。
pepeさん
いえいえ、拙い文章ですけど、喜んでいただいて幸いです。
だいすけさん
すいません、あんまりお役に立てなくて。とりあえず、なんとか許されるレベルはクリアしているとは思います。
いやー、見せられるほどのモンでもないから、勘弁してくれ。
みうこしゃん
いや、普通のカメラマンだったらナンということもないやろうけど、なんせ初めてだから。
ぺーさん
要領が分からんもんやけん、とりあえず全部撮ってみた次第。
pepeさん
いえいえ、拙い文章ですけど、喜んでいただいて幸いです。
だいすけさん
すいません、あんまりお役に立てなくて。とりあえず、なんとか許されるレベルはクリアしているとは思います。
Posted by まんねん
at 2009年11月30日 11:00
