2009年07月22日

死ぬかと思った、熊野詣

こんばんわicon
「日食」より「夕食」の方が大好き、食いしん坊バンザイな35才のオヤジです。

ちょっと、晩飯食いすぎた…。苦しい…icon
いくら腹減ってたとはいえ、やっぱり焼飯大盛りは危険ですなicon

それはともあれ、一応見ましたよ、部分日食。仕事中でしたが、ちょいサボって日食用メガネで観察。
まあ曇り空だったせいか、遠くの空に欠けた太陽がポヤーンとぼやけて見えた程度ですけどね。

あんまし、感慨はなかったなあ…icon

どっちかというと、暴風雨に見舞われた、トカラ列島の悪石島からのニュースの方が興味あったな。
長い船旅の末、2晩テント張ってまで待ってたのに、肝心の皆既日食が見えなかったというオチ。

しかもツアー料として30万円以上払ってたのに、なんか余りにも気の毒すぎて、ある意味面白かった。
ワシ、ホント性格悪いなーicon


んで話は変わり、先週豊後高田市で仕事サボった時の話の続き。

富貴寺参拝を終えて、帰り道の道中ついでに、そのまま熊野詣で。
熊野は熊野でも、世界遺産ではなく、熊野磨崖仏の方です。こういうヤツ。


死ぬかと思った、熊野詣




ところが、麓にある案内図を見てみると、磨崖仏を拝むまでは結構道中は長そうやなー、とちょい不安icon
正直仕事で結構疲れてたんですがね、「まあ、なんとかなるやろう」と、いつものお気楽ご気楽でスタート。


とっころがどっこいicon



山中の階段をしばらく登っている間は、「さすがに夕方の山中は涼しいなー」とハイキング気分。
10分くらい歩いて、「そろそろ着く頃かな~」と思ってた時に、目の前に現れたのがこれ。


死ぬかと思った、熊野詣




ゴールが遠く彼方に見える、急峻でめっちゃ険しい石段の段、

こ、これを登らなければならないのか…icon

正直、ここで引き返そうかと思ったけど、ここまで来て磨崖仏を拝まずに帰るのもナンか癪だし。
ということで、覚悟を決めて石段を一歩一歩登っていきました。

が…、想像以上にきつい…、きつすぎる…icon
20段登っては、一休憩の繰り返し。ハー、ハー、ハー、マジで息が切れる…。

ホント、体力不足やなー。ワシ、齢35才にして、こんなに体力がないとは思わなかった…icon
とりあえず、タバコやめよう。と、あの時は本気で思ってたんですがねー。


死ぬ…icon



と何度も泣きが入りながらも、やっとの思いでなんとか磨崖仏のトコにたどり着きました。
あーあ、シャツからズボンからパンツまで、完全に汗でびっしょり。気持ち悪っicon

おー、これが熊野磨崖仏かー、すげーなー。
でも、後世の観光客の為に、もっと下界の方で彫ってくれよ、というのが正直な感想icon

まあ誰が彫ったかは知らんけど、修行の一環だろうから、より厳しい環境じゃないと意味ないだろうし。
でもさー、岸壁にこんなデカイ仏像、どーやって彫ったんやろうなー。神秘でかつ謎でしょうがない。


んで、これが向かって右側の大日如来像。


死ぬかと思った、熊野詣




もの凄く機嫌悪そうです。カレにナニかあったんでしょうか?。
「なんで、酢豚にパイナップルが入ってるんだよーicon」というくらい、納得いってないみたいですな。


こっちが向かって左側の不動明王像。


死ぬかと思った、熊野詣




こっちは憤怒の相ではなく、穏やかな表情。むしろにんまりしてて、なんか拍子抜けしますな。
突風でぢょしこうせいのスカートがめくれたのを偶然見て、「ラッキーicon」といった感じでしょうか。

国宝である臼杵の石仏もいいけど、こっちは急な石段を登った分、満足感はおっきいです。
でも、下山しながら思ったのが、「真夏のくそ暑い中に来るところではないなicon」。

さあて、ぼちぼち寝る準備でもするかな。眠たくてしょうがないや。




Posted by まんねん at 23:56│Comments(2)
この記事へのコメント
お疲れさんでした。
自分も1回だけお参りしたことがあります、あんなに大変な場所にあるとは知らなくて苦労しました^^;
でも、よくもまぁ室町時代にあんなものを作ったなぁと感心しました。
Posted by ちちぞう at 2009年07月25日 15:29
ちちぞうさんも苦労して登ったんですな。
磨崖仏もそうですが、その前にどうやってあの石段を作ったのかソッチの方に興味がありますね。
Posted by まんねんまんねん at 2009年07月26日 23:33
 
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