ついにここまできたか…
おひとり様を極めた夜の話
某居酒屋のカウンターで
寒そうに背を丸めながら
一人で”すき焼き”を喰らう
侘しさの溢れる夜10時過ぎ
店内は酔客の喧騒で溢れかえっている
切ない…、ホントに切ない
風に揺れる赤提灯のシルエットを
頬杖をついて窓越しに眺めていたら
左頬には涙がほろり、またほろり
でも、同情はいらないさ…、ふっ…
そんな寂しさに付き合ってくれるのは
鹿児島出身の芋焼酎、佐藤君(黒)一人
彼はナニも話してはくれない、けれど
ただ、独身男の寂しい心を癒してくれる
お湯割りが腸にしみわたる、師走の夜の話
さてと、明日は宮崎市へ一人日帰り出張じゃけん、さっさと寝ようかな
とりあえず、持病の腰痛が爆発しないように気をつけながら運転しよう