祈念
まずは、大地震の被災に遭われた方々に、お見舞い申し上げます
私事ですが、年度末で仕事が大詰めなので、正直ほとんどテレビが観れません
夜中になり、やっとテレビ報道を観た時、あまりの悲惨さに声が出ませんでした
画面に映る被災地の状況を観ると、とにかく心が締め付けられる思いです
正直、ここまで壊滅したら、かつての町としての復興は難しいでしょう
海面下まで地盤沈下した町もあるみたいですが、今は先の事は考えられない
とにかく、今は被災された多くの人たちが救出されるのを祈るばかりです
今回は被災地に知人はいなかったのですが、大きな心配がひとつ
中学・高校・大学と10年間同級生であった友人
現在、東京電力の関連会社にて、原子力発電所のメンテ担当
「もしかしたら、件の福島の原発現場にいるのではないか?」
心配のあまり、直接携帯に連絡を取りたかったんですけど
もし仕事中なら迷惑になると思い、彼の嫁さんに電話をしたら
予想通り、福島の原子力発電所の爆発現場にいるとの事
地震発生時から、不眠不休で復旧作業に当っているらしいです
嫁さんは心配のあまり、電話越しに泣いていましたが
「無事に帰って来るよ」としか言えませんでした
「今、自分にできる事は何だろうか?」
と、仕事中に月並みな考えが浮かびますが、正直思いつかない
とりあえず、目の前の仕事を片付ける事で精一杯です
でも、どんなに目が回るくらいに忙しくても
普通に仕事が出来ることがどんなに幸せか
そして、今も友人は危険極まりない現場の最前線で
いわば日本の命運をかけて、命がけで戦っています
何事もなく、無事に帰ってくる事だけを祈るばかりです