日帰り出張で疲れたカダラを引きずり
仕事終わりに、たどり着いたのは
サラリーマンの憩いの場所”庄八”
「太刀魚塩焼き一丁」
大将の威勢のいい掛け声が店内に響く
駆けつけ一杯のチューハイを飲み終え
ワタシは焼酎のキープボトルを取りに行く
棚に並んだ数多くのボトルの中、いつもの白霧島
いつもの置場である、最上段の右端を眺めた時
ふと気がついた
確か、もう空になっていたはずだったのに…
なぜか、入れたばかりの5合瓶が置かれていた
そして無機質なガラスに書かれた、一言の温かいメッセージ
ワタシが知らない間にキープしてくれてたんだね
貴女がキープしてくれたこの焼酎
ありがとう…
大事にいただくよ
コクッコクッ
ふうっ
お湯割りの温かさが胃にしみるぜ…
そして、改めて貴女に伝えたい言葉があるんだ
今度、一緒に”夜明けの雑炊”を食べよう