トリニータの一年が終わりました
さっき休日出勤から帰ってきました。あー、腰が痛い。
結局仕事は終わりませんでした…。明日もまた仕事やねえ。
夕方3時過ぎ、ネットで天皇杯5回戦にてトリニータ、ガンバ大阪に1-3で破れる結果を見て、
「あーー、年末の楽しみがなくなったなあ…」
と仕事やる気がなくなった頃、やっとメタボ部長(55歳)が会社に来ました。待ってたよー。
「ナニ、今日はあんた一人か?」
あー、そうですよ。見ての通りです。抱えてる仕事が多すぎて終わらないモンですから。
しかも、部長アナタに相談・確認しないと先に進めない仕事もあったモンでね。来るのが遅いんじゃー。
そんなかすかな怒りを抱えつつ、その月曜日の午前中にクライアントに説明しなければならない案件の相談をして、それでいいとメタボ部長(55歳)の確認をとりました。よし、OK。
ちょいと問題がある案件でして、ワタシの判断だけでは自信がなかったんでね。
なんかあったら、メタボ部長(55歳)もバックアップしてくれるみたいなんで、よし何とかなるやろう。
その後、人差し指だけでブラインドタッチをするメタボ部長(55歳)と「昨晩、忘年会の前にお腹が痛くなってなあ。まあ酒飲んだら治ったんだけど」、とたわいのない話をしていたんですが、
「最近、仕事に対するモチベーションが下がってるんですよねえ…」とワタシ。
「なんでかえ」とメタボ部長(55歳)
「いや、今年やっとマンションの借金払い終わったんで、なんかねえ働く目的というのがなくて…」
「あんた、もう借金なくなったんかえ?」
「ええ、無事完済しました。キレイな体です」
とちょいとギャグを交えて答えたら、メタボ部長(55歳)しばらく考え込んで何気なくにこやかに一言。
「あんた土地買わん?」
突然、突拍子もない言葉。はあ、メタボ部長(55歳)アンタ、ナニ言ってんの?。
独身のワタシが土地買ってどうするん?。一緒に住む相手もいないのに。
「いや、例のあの会社。あそこが分譲地3区画持っててな、金策のため処分したいから買い手を探してるんのよ。」
あー、あの会社ね。はいはい。体と同じく顔も広いメタボ部長(55歳)に、その会社の常務から買い手を探すよう頼まれたと。
相変わらずカネにならない仕事ばっかりしてるなあ。まあ、いい人だから困ってる人を見てると助けたくなるんやろうけど。
で、参考までにどこの分譲地ですか?、と興味本位で聞いたら、
「あそこの分譲地や。分かるやろ?」
あー、分かりました。でも、大分市内でも人気あるトコロじゃないですか、高いでしょ。
「いやそれが、この値段なんよ」とこそっと資料見せてもらったら、「おー安い。確かに安い。」お買い得を越えた安さです。
「実は、ワタシここの1区画買う予定なんよ。それにH先生(60歳)もこっちの1区画買うようになってて、アンタが買ってくれたら完売なんよ。」
えー、いくら安いとは言ってもそんなカネないし、いらんモンやしなあ。
「大丈夫、あんたの年収と勤続年数なら銀行から簡単に融資受けられるわ。ちゃんと新たな買い手も探しちゃるけん。」
あー、そういえばメタボ部長(55歳)宅建主任者の資格もってたなあ。
ということは、買うときの仲介手数料ゼロか。それはいいなあ。
確かに転売するなら、いろいろと顔の広いメタボ部長(55歳)が手配してくれるから必要経費もそれほどかからんし、ナンボか儲かるかもしれん。
「いい話ですけどねえ。ちょっと考えさせてください。」
と、とりあえず態度を保留しました。
確かにいい話やけど、おっきな買い物やしねえ、すぐに飛びついて買うというのはどうか…。
メタボ部長(55歳)の事は信用してるけど、慎重な性格なんで休日よう考えてみよう。
んで、なんか今日酒飲みたい気分なんやけど、寒いしなあ。都町まで行くのはよだきいなあ。
明日も仕事やし、おとなしくしとくかね。