宮崎地鶏の真の実力

まんねん

2010年05月04日 19:01

こんにちわ。
「ペタジーニはどうなん?」と、少々疑問に思っています、ホークスファンな35才のオヤジです。

ゴールデンウィークも4日目が過ぎようとしています。
今日は、大事な友人の7回忌にあたる命日につき、お墓参りに行ってきました。

不慮な事故で亡くなってから、ちょうど7年。ホントにいいヤツでした。
当時はよく一緒に呑みに行っては、朝を迎えるまでお互い将来の夢を語ってましたね。

ヤツの大好きであった、BOOKER’Sをグラスに注いで、墓の前で乾杯。

「これからもお前の分まで、しっかり呑むからな」


墓前でそう誓い、残りのボトルはヤツの実家に預けて、本日の休みは終了です。


話は変わり、ちょっと前に宮崎市まで出張に行ってた時のコト。
宮崎の美味いモンいえば、やはり”宮崎地鶏”。魚もおいしいけど、大分で普通に食えるしね。

そして、宮崎市での晩御飯は、大概いつも同じ店に通ってます。
飲み屋街のちょうど真ん中あたり、中央通にある「鳥せい」というお店。

京都にも同じ名前の名店がありますが、こちらはリーズナブルな居酒屋仕様。
カウンターとテーブルをあわせても10席ちょいしかない、こじまんりとしたいい感じの店。

宮崎地鶏はどの店もそれなりに美味しいけど、この店の料理は別格。
いつもは最初に、地鶏のたたきかレバ刺しをいただくんですが、その日は鳥刺しで攻めてみました。







鳥の刺身といえば、薄く丁寧に切りそろえるが定番ですが、この店の刺身は全然違います。
一瞬、マグロかと見間違えるくらいの、肉厚で豪快に盛られて皿に出されます。

モグモグモグ…

一口目で、まさに”THE地鶏”というべき、ちょうどいい弾力と地鶏本来の肉質にまず感動。
何度も口の中で噛むたびに、爽やかというべき肉汁が楽しめるので、全く飽きがこない。

生肉なのに、一切れ一切れがしっかりしているため、とにかく食い応えあり。
しかも半解凍なので、ちょっとシャリシャリとした食感も心地よいです。

そして、宮崎の地鶏料理といえば、やっぱりこれ。






もも焼きは絶対外せないですね。

大分市内でもも焼きを食べると、炭火臭さと地鶏は硬いというイメージがありますがね。
この店は焼き方が上手なので、ほどよい肉の柔らかさで最後は顎が疲れるくらい事はありません。

もちろん炭火臭さもなく、とにかく食欲がそそられまくる、いい匂いだけが目の前に広がります。
赤い柚子胡椒と味噌を一緒に豪快にグリグリと混ぜて、温かいうちに一気にいただきます。

モグモグモグ…

うん、やっぱり美味い。
ダイレクトに、「今、俺は地鶏を食っている」という感動と、ジューシーすぎる肉汁で大満足なり。

大分では柚子胡椒だけがポピュラーですが、ちょっと焦げた味噌の香りでさらに食欲が増します。
肉汁攻めに負けそうになったら、付け合せのきゅうりとキャベツで、ちょっとお口直し。

いやー、芋焼酎がホントすすむねえ。

県外出張は大変だけど、フリーな夜の時間にこういう楽しみがあると思うと、疲れもふっとびますな。
宮崎市は結構遠いけど、出張があったら、絶対にまた行くべ。