昨日ひいた風邪も小康状態ですが、熱もひいて比較的調子良かったです。
しかし、昨日の晩作ったアツアツの「鳥雑炊」を食べたとき、右上奥歯の辺りに異変が…。
「しみるー!!!!」
痛ってー。なんだなんだ、虫歯か?もしかしてバイキンマン?(特に意味ナシ)。
しかしまだ確証がない。さらに実験的に焼酎お湯割りにも挑戦したところ、
「痛ってえーーー、しみる!!!!!!!!!!!!」
どうも歯が悪いみたいです。参ったなー、風邪と虫歯のダブルパンチかよ…。
でも変な症状で、痛くないときはなんともないんですよ。時々、ズキズキと痛み出すんです。
その症状が今日も朝から続いたんで、こりゃいかんと昼休みに歯科医院に行くことにしました。
歯医者嫌いなんだけど…
誰もがそうと思いますが、仕事にも支障が出るためそんな事言ってられません。頑張ろう。
そして、飲み友達の梅ちゃん(60歳)が勤めている歯科医院に5年ぶりに行きました。
しばらくして、病室に通されます。歯科医院ならではのあの硬い無機質な椅子に座り、暇だったんで周りに置いてあるいろんな機械を眺めていました。
隣では、あの「チュイーーーーーーーン」という甲高い金属音が聞こえてきます。
あの音を聞くと、ムズムズして無性にトイレに行きたくなるんですよね~。そんな人いませんか。
「ああ、これからボクは改造人間になるんだなあ」
としょうもないことを考えてると、目の前に梅ちゃん(60歳)が立っていて、
「あんた、ちょっと口を開けてみ」と言われ素直に口を開けます。
一目見て、「虫歯じゃないね、歯茎やね」と即答です。
そのあと歯のレントゲンを撮られて、80才を超える院長が来て診察が始まります。
「うわー、歯石がすごいな。歯は問題ないね。でも歯茎が悪いなー、
もったいないなー。じゃあ、治療に入ろうか。」
病名は歯槽膿漏の初期症状から、歯肉炎のほかその他もろもろで、痛い箇所は炎症を起こしているそうです。幸い、いずれも症状はまだ軽いと。
それと後で聴いたんですが、ワタシの歯って結構丈夫らしく虫歯になりにくいそうです。
だから、院長は治療の間にも何度も「もったいないなー」を連呼してしてました。反省しまーす。
歯茎が炎症を起こした原因は、とにかく歯石がこびりついていて、歯を磨いても付根の歯茎まできちんと磨かれていないためだそうです。
ということで、まずは歯茎の治療に入ります。
ここの医院のすごいのは、院長自らが開発したある
”秘密兵器”です。
梅ちゃん曰く、ある一定の低圧電流を歯茎にあてる事により、歯茎内の細菌を殺して腫れを治すそうです。
5年前にもいっぺん同じ治療を受けましたが、すぐ歯茎の腫れが治ったんですよね。すごいっすよ。
それから、その治療が歯茎だけでなく皮膚病にも効き目抜群というのも分かったらしく、とかとかの治療にも何度も使用してみたら、実際皮膚病が治ったそうです。
現在医学学会で発表する予定らしく、そのため某国立大学病院と共同して、症例データをとってるくらいすごいアイデアなんだそうです。
実際、この治療を受けて夕方にはしみる痛みは全くなくなってました。すげーなー。
院長の治療が終わり、病気の原因の根幹である歯石をとるため、女性の歯科助手にチェンジです。
ワタシの歯、5年分の歯石が溜まっているため、「これは取りがいがあるねー」と、えらい歯科助手が
はりきってるんですよねー。なんか怖い…。
先っぽがとんがったU字型の専用機械で、とにかくゴリゴリ取ります。その歯石の欠片と出血とよだれを左手の”シュオー”って音がする機械でどんどん吸い取っていきます。ずっと口を開けてると、顎が疲れる…。
とりあえず、上の歯と特に歯石がひどい下の前歯を取り終えました。
「うがいしてください~」と、ゴロゴロペッしたらものすごい血が…。その横で、歯科助手が
「院長~、
”すごい大出血”だったんで、イソジンしときますね~」
すごい大出血って…あんた。その後、ブラッシングの講義を受けて、今日の治療は終了です。
再来週には下の歯の歯石と、再度丁寧に歯石をとる予定です。
ところが、夕方しみるような痛みもなくなったんですが、違う箇所の歯茎がズキズキ痛み始めました。おそらく、歯石を取ってる時に歯茎が傷ついたんではないでしょうか。
昨日と違い、冷たいビールも飲んでも熱いうどんを食っても何ともないんですが、強く噛むと痛い…。
まあ、明日には治るでしょう。みんなも一年に1回は歯石を取ったほうがいいですよー(マジ)。