今日、夜7時半。
流川のチャンピオンから、庄八というリングにて突然試合を求められた。
相手は、別府市の飲み屋街では負けなし、ましてや床上でも王者である。
童○でベットの上で戦ったことのない、ワシにはかなり荷が重過ぎる相手だ…。
しかし、相手はかなりの強敵とはいえ、ここで逃げる訳にはいかない。
勇気を振り絞り、チャンピオンが指定したリングへと向かう…。
夜8時過ぎ。
挑戦者として、先に庄八のリングサイドで佇むワシ。
付け出しの砂肝を食べつつ、牡蠣フライを頼んでチャンピオンの登場を待つ。
しかし、後から入場してきた、流川のチャンピオンは余裕だった。
小股の切れ上がった、ええ乳をしたオナゴをラウンドガールに従え、悠然と登場。
ゴングが鳴った瞬間、刺身盛り合わせという、いきなりのデンブシーロールで優勢をとられる。
さらに、いも天・焼き牡蠣・ホルモン炒めと様々なパンチを繰り出してくる。
しまった…、ワシには必殺技どころか、丹下段平的セコンドすらいないではないか?。
急遽セコンドとして、暇だろうと勝手に決め付けた、ちっちゃいエ○娘を庄八に呼び出す。
「集合」
集合場所を書いていないのに、迷わず庄八に来店するちっちゃいエ○娘。素敵だ。
よし、これで少しはまともに戦えるであろう。
しかし、無敵の流川のチャンピオンは、セコンドのちっちゃいエ○娘をもろともとしない。
ましてや、得意のハードなエ○トークすら封印しつつ、エ○娘を子供扱いする余裕の仕種。
しまった、役者が違いすぎた…。
やはり、流川のチャンピオンには勝てないのか…。
ここで、だいすけ&チィ夫妻レフリーが仲裁に入る。
ブレイク、ブレイク。
ほっ、ちょっと休憩できるわい。
と、油断した瞬間。
丘の上のチャンピオンが参加
しまった…、チャンピオンがダブルでタッグを組み、攻撃してくるとは思わなかった…。
丘の上のチャンピオンは容赦なく、初期モー○ング娘の歌について熱く語ってくる。
モー○ングコーヒーは、ホントいい歌なんだぜー
そう言われても、エ○娘と二人、初期モー○ング娘のメンバーを思い出すだけで手一杯。
さらに追い討ちをかけるよう、違うテーブルにはホントに偶然、HERO的某有名女性歌手が来店。
この間のアリス的なキンちゃんに続き、庄八はホントに有名人が襲ってくるぜー。
なのに、両チャンピオンはええ乳をしたオナゴを挟み、悠然と大人の会話をこなしている。
ワシの拳をどこに向ければいいのか………
試合も終盤に差し迫った頃、両チャンピオンとええ乳をしたオナゴは別府へと消えようとする。
ワシも誘われたが、明日は朝早くから打ち合わせが入ってるから申し訳ないと、丁重に断る。
ここで試合終了。
カン!、カン!、カンカンカン!。
そして庄八には、敗者として白く灰となったワシと、余裕な表情で”かも吸い”を注文するエ○娘。
ふっ………、キミ達には負けたよ………
まだまだタイトルマッチに挑むには、修行が足りないようだ。
またアルコールをしっかりと鍛えてから、チャンピオンに挑む事にするよ…。
とりあえず、寝よう。疲れた………。