特別なカレー

まんねん

2009年12月07日 00:14

こんばんわ。
焼酎お湯割りカボス入り2杯目を呑み終え、ちょうどほろ酔い気分な35才のオヤジです。

久しぶりの土・日曜日フルのお休み。
風邪もまだ治ってないので、一日家の中で音楽を聴きながら、本を読んでのんびりしてました。

それでも、肩こり・腰痛はとれないし、疲れもかなり溜まってるんですけどね。
夕方くらいになれば、明日からまた仕事だと思うと、ちょっとブルーになるし。

そんな時の気分転換は、台所に立つこと。
仕事が忙しいときは、ほとんど包丁を握ることはないし、ホント簡単なモンしか作らないんでね。

んで、夕方からゆっくり時間がある時に、ワシが作る料理の定番といえば、カレー。
カレーは大好きだし、なによりこだわりがあるので、ゆっくり手間隙かけて作りたいんですよね。

材料は、牛肉、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、えのき、マッシュルームとごく普通。
これを適当な大きさに刻んでいきます。野菜はどちらかというと、大きめですけどね。

まずは玉ねぎを炒める。
それも、焦げないように飴色になるまで、じっくりと20分ほど弱火で炒めます。

続いて、スパイスを炒めます。
使うのは、ターメリック・ガーリック・チリペッパー・ブラックペッパー。スパイシーさ重視です。
クミンやコリアンダー、ナツメグなどは市販のルーを併用するため、特に使いません。

炒めたスパイスに、めんどくさいのでそのまま牛肉をぶちこんで強火で一気に炒める。
さらに、えのきとマッシュルームもぶちこんで、さらに炒めるべし。男の料理です。

塩を軽く振ったあと、香り付けのため最後に赤ワインを入れてフランベ。
これを炒めた玉ねぎと共に、じゃかいも、にんじんと鍋に投入。

材料を入れた鍋に、水と固形ブイヨン2個を入れて、後は煮込むだけ。
途中、火加減の確認とアク取りをしながら、ビールを飲んでちょっと休憩。

材料に火が通ったら、一旦火を止めて、カレールーをぶち込みます。
使うのはジャワカレー辛口とこくまろ辛口を3:1の比率。これが、一番好きな味です。

20分煮込んだ後に、刻んだホールトマトを1缶分まるごとぶち込んで、爽やかさをプラス。
さらに10分煮込んで、ヨーグルトと粒胡椒で味を調整した後、やっと完成。

しめて、約2時間の作業ですが、料理をしている時が一番楽しい時間ですね。
これが、主婦になって毎日台所に立つと、そんなのんきなセリフは吐けないんでしょうが…。


で、出来上がったのがこれ。







まあ、見た目は普通のカレーですが、ワシにとっては特別なカレーです。
そりゃあ、ちゃんとした店で食べるカレーは、これの10倍はうまいでしょうけどね。

なによりカレーは、家庭で時間と手間暇かけて作るほど、おいしくなる可能性を秘めてるし。
特に、オフクロが作ったカレーは味に馴染んでいる分、どんなカレーより美味いと思うし。

それぞれの家庭には、それぞれの家庭のカレーの味があると思います。
ワシもオフクロのカレーの作り方は知ってますが、ワシの作るカレーとはだいぶ違います。

でも、使う材料とか刻む大きさとか、なんとなく似ているんですよね。
どこかで、オフクロの影響を受けているんでしょうな。

もし、ワシにも家庭ができた時には、たいしたモンは作れないから、カレーでもと思ってね。
だから、そん時が来た時に備えて、今いろいろ試行錯誤しながら試している最中です。

ワシが作ったカレーが、いつか子供たちの記憶に残るようになって欲しい。
そんな気持ちを込めた、特別なカレーでござります。

さ、明日も仕事じゃ。家呑みでいい気分だし、ぼちぼち寝ようかね。