こんばんわ。
「真の漢とは何たるか?」という真実にまだ辿りつけていない、修行不足な35歳のオヤジです。
そんな、軟弱なワタシを常日頃鍛えていただいてる、姫島村の師匠をご紹介します。
”こども師匠”お願いします
見てください、この威風堂々とした立ち振る舞い。北斗拳四郎にも劣らない、まさに”漢”姿。
背後には師匠の弟子たちで、さらしを巻いた地元の男衆が控えてます。怖い人たちですか?。
ちょっとビビッてしまいましたが、気を取り直して。”こども師匠”、今日はよろしくお願いします。
『あ、ども』
こども師匠ったら、礼儀正しすぎますよ。その低い姿勢から、ぜひ学ばねば。
では、改めてよろしくお願いします。
『まずは”昇龍拳”だ。よし、お前たち修行の成果を見せてみろ』
「ほ~~~りゃ~~~」
『ダメだダメだ。ナンだ、その軟弱な拳の上げ方は。よし師範代、見本を示せ。』
「いい、親指をたたんで腕の角度は90度を保ったまま、下から鋭く突き上げるのよ!。こうよ、こう」
『違~う。それではブッ○ャーの地獄突きだろう。まあ、それはそれで威力はあるが…』
師匠…、ワタシはナニを見本にすればいいのでしょうか…?。
「では師匠、最高師範代であるワタシが、正しい”昇龍拳”を指導いたします」
『おお、最高師範代よろしく頼む』
「いくぞ、と~~~りゃ~~~」
おお、さすが師範代。天高く突きあげた腕が迫力満点で、勇猛さがビシビシとワタシにも伝わります。
特にわき毛のバランスが最高です。手入れも完璧で。
『なかなかじゃ、しかしまだ甘い。どれ、ワタシが自ら手本を示そうかの』
おお、”こども師匠”自ら手本を見せていただくとは…。
ぜひ、この目に焼き付けて、子孫末代まで伝えていきます。
『一度しかやらんぞ、よく見ておけ。と~~~りゃ~~~』
おお、まさに究極の”昇龍拳”。しかも、手の先には凶器までついて、威力は想像つかない…。
師匠自らのご指導、ワタシ感動のあまりに涙が止まりません。
「こらっ、きつね踊りがそろそろ始まるわよっ。さっさと準備しなさい!」
『はーい………』
今日は、珍しくオチありと言う事で。パクリネタなので、キレはイマイチ甘いけどね。
さ、焼酎お湯割り呑んで、ゆっくりしますかね。