写真は全然違うけど、昨晩美女2人に食われた後の、エビフライの頭の残骸。
身はプリプリッで、さぞ美味しかっただろうさ。でも、食い残された頭として、チミたちに伝えたいんだ。
「ボクの頭は、チミたちがルージュを塗る前の唇より、より艶やかなピンク色さ」
「ボクの頭は、チミたちのまん丸としたち○びより、さらに鮮やかなピンク色さ」
ホントかどうか確認してないから、適当に言ってみたけどね。
しかし、食い残しのボクの頭であるが、実は使いようによっては、意外なメニューに変身するのだ。
そんな、いやらしい奥様方に捧げる、”まんねん独り身のクッキングレシピ”をご紹介。
まず準備するのは、海老の頭&殻&尻尾。ようは、身以外の部分。
そして、一番出汁をとった後の鰹節もしくは昆布。それだけ。
普通なら、どっちもそのままポイッと、生ゴミ送りとなる処分ブツだけど、ここで一工夫。
①まずは、海老の頭、殻などをフライパンで、ほんの少し焦げ目がつく程度に素焼きする。
②鰹節か昆布は、1、2日おいて乾燥させて、おっきい昆布は適当な大きさに鋏でちょんぎる。
③これらをフードミルにぶっこんで、塩を適量加えた後、細かく粉砕する。
④さらにフライパンにごま油をほんの少々入れて、弱火でじっくり炒めて水分が飛んだら、
「出汁の素」の完成
この出がらしたちをちょいとイジると、粉末状の「出汁の素」に生まれ変わるのです。
ナニはともあれ、焼いた海老の殻の香ばしさと、頭のみそのコクがミソ。
そして出がらしから凝縮した、鰹節のイノシン酸や、昆布のグルタミン酸の相乗効果もよし。
普通に味噌汁、うどん等の汁物の出汁として使えるけど、おすすめはパスタ。
ただ茹でたてのパスタにふりかけるだけなんだけど、意外と美味しいのだ。
またミルに別の具材を加えて、炒め時にみりんや醤油、砂糖等で味付けすると、「ふりかけ」に変身。
いずれもしばらく保存が利くので、この梅雨時期にはもってこいです。
以上、ワシが大学生時バイトしてた、イタリアンレストランで教えてもらった、まかないレシピ。
余った食材を有効に使うという、”まかない”の王道のような逸品です。
まあ、貧乏臭さ丸出しのレシピですがね…。
でもホント美味しいので、ぜひお試しあれ。
さーて、今日の昼飯ナンにするかな。昨晩はガッツリ食ったし。