嵐の中の会話
台風、少し落ち着きましたね。静かです。
今日は台風ということで、早く帰りました。とは言っても、5時半の定時過ぎですが…。早くはないね。
会社から家まで自転車で5分という距離ですが、やはり雨風の中濡れて帰るのは嫌なので、
「誰かついでに連れて帰ってくれ~」
とプリーズしたところ、
「私、いいですよ」
と恋愛偏差値の低い娘(25才)が名乗り出てくれました。ありがとう、愛してるよー。
なんとか帰路につきました。しかし、車が多い…。完全に渋滞です。まさに「一寸ずり」というヤツですね。なかなか動かないなー。
その間にも、恋愛偏差値の低い娘(25才)にメールが来ます。
「お父さんからです。『台風だから早く帰ってきなさい』って」
またメールが来ました。
「今度はお母さんからです。『何時ごろ帰ってこれるの』って」
愛されてるねえ。いいなあ、家に帰ったら誰かが待ってるって。オレなんかここ15年以上、そういう心配されたことないよ。
途中晩飯を買いにコンビニに寄ってもらって、ウチのマンション目の前なのに、また渋滞です。
ふと思いついた会話が、
「台風の日って、子供が生まれる人数が多いって知ってる?。」
「何でですか?。」
「やる事ないから」
微妙にウケました。でも事実らしいです。
言った後にすぐ気がついたのですが、恋愛偏差値の低い娘(25才)は4月生まれ、オレは5月生まれ…。
逆算したら、二人ともドンピシャじゃん!
そんな微妙な空気の中、もうマンションに着きそうです。最後に恋愛偏差値の低い娘(25才)が発した言葉が、
「これから家に帰るまでもし事故にあったら、弁償してくださいね」
「大丈夫、怪我しても最後まで責任取るよ」
何気なく言った言葉ですが、特に深い意味はありません。いつもの事なんで。
マンションに着きましたが、恋愛偏差値の低い娘(25才)はこれから挾間町まで帰らなければなりません。心配だったんですが、7時過ぎに無事に家に着きましたと連絡がありました。良かった。
ひとつ分かったのですが、6時過ぎに家帰っても、時間がありすぎてやる事ないですね。
こんな時間に帰ったのなんて、何年ぶりだろう。というか、会社入って初めてかもしれん。