こんばんわ。
急ぎの仕事が全部片付き、余りに暇なので午後から有休をとった、不埒な35才のオヤジです。
いや、仕事がないわけではないんですよ。
ただ、クライアントの事情というモンがありましてね。なかなか、先に進めないのだ。
「オメーらの段取りが悪いからじゃー」とは、仕事相手に死んでも口には出せないけどね。
あーあ、明日も休もうかなー。不景気って、ホント嫌やねー。
で、夜は行ってきました。九石ドーム。
ナビスコカップで、相手はリーグ戦現在2位の、ご存知”超強敵”浦和レッズ。
まあ、チームがこんな状況なのでね。負けてしかるべしと思い、大きな期待はせず。
ましてや、サッカー馬鹿の上司(46才)は「観てて気分が悪いから行かない」と、応援をボイコット。
まあ、その気持ちは分からんでもないが…。
とーころが、どっこい
結果は、1-1のドロー。浦和レッズとは相性がいいのもあるけど、よう強敵相手に引き分けた。
しかも引き分けながら、試合内容が相当良かった。間違いなく、今年一番。
正直、去年の順位だったら、「ナンで勝てんのかい!」と怒るくらいの結果と内容でしたから。
システムとしては、4-2-3-1になるんですかね?。
高橋選手の1トップで、後ろを金崎・家長・清武3選手で作る、初めての攻撃の型。
何が良かったかというと、前線の4人がホントによう走ってた。
特に、一番働いていたのが、清武選手。
他の中盤の2選手に比べれば正直技術は劣るけど、それを大きくカバーするくらいのいい動き。
金崎選手の先制ゴールも、あれは走りに走った結果で生まれたゴールですからね。
いやー、気持ちよかった。珍しいよね、あーいう面白いゴールも。
でも一番感心したのが、家長選手。さすがやな。
初めて最後までピッチにいるのを観ましたが、彼がトップ下に入ると、攻撃の幅がホント広がるね。
天才肌でプレイスタイルがチームカラーと違うから、たぶんチームの中でも浮いてたと思うのよね。
でも、周りの選手が走れるプレイヤーだと、家長選手のパスやドリブルがホント生きるんよな。
それに、後ろからも藤田選手や坪内選手が再三いい上がりをするから、攻撃の形が増えてくる。
でも、真ん中でのプレイが多かったから、もうちょっと彼らを信じると結果が変わったんじゃないかな。
今までの試合とナニが違うかといったら、走るのはもちろん、初めて組織的なプレイができた事。
疲れているのは分かっているけど、今まで違って悲壮感のない気合の入ったいい動きでしたね。
良かった証拠は、今季初めてイエローカードが出なかったことで明らか。
そして、ミスは相変わらず多いけど、パスワークが今までと比べ物にならないくらいよく回ってた。
キープ率は、浦和レッズとほとんど変わらなかったんじゃないかな?。
逆に問題はやっぱり、疲れてスタミナの切れる後半。
サイドからのクロスを上げようとしても、ゴール前に誰もいないシーンが多かった。もったいない。
でも、サッカーファンとしては、強くて結果を残してた去年のよりは、10倍面白い試合内容でした。
守備も大事だけど、やっぱり攻撃がしっかりしてないと、観てても面白くないのよねー。
まあリーグ戦ではないから、浦和レッズも100%本気ではなかったと思うけど、それがよし。
ようはチームとして、強敵相手に互角以上の試合ができたという、自信が欲しかったのよね。
レッズも監督が変わって、プレイスタイルがパスサッカーになってから、去年と全然印象が違うわー。
個人プレイを封印しているせいか、確かに強くて上手いけど、怖くというイメージはなかったなあ…。
特に、エジミウソン選手とかが強引にドリブルで中央突破されるのが、一番怖かったんだけどね。
それでなくても、トリニータの守備陣はフィジカルが弱いからね。正直、3点は取られるのを覚悟してた。
まあ、それぞれチーム事情があるから、他のチームの批評はできないけどね…。
今日の試合は、若手で今までの控え中心の起用でも、勝てなくてもそれなりの結果は出せた。
このいい流れをもって、次のホーム戦である、広島戦で勝つ事が一番大事。
たぶん、今日のフォーメーションできちっと勝てれば、トリニータのナニかが変わる。
そんな気がします。なんとなく。
さて、ワシも明日は仕事で汗を流しますかね。おやすみなさいまし。