vsガンバ戦を冷静に振り返る

まんねん

2009年05月03日 12:37

昨日のホームゲーム。対ガンバ戦。

結果は1-3。試合内容も”完敗”としか言いようがなし。

前半・後半とも20分も経たず、自陣のピッチがボロボロになってたのが、全てを物語ってる。

まあ、相手はACL予選負けナシで、早々にリーグ突破を決めるような強敵ですからね。
最初から勝てるとは思ってなかったから、特にガックリもしなかったけど。

トップチームとの実力差を見せ付けられた、”違う意味”でいい試合だったんではないでしょうか?。


でも、よかったと思うのが、チームが少しずつですが変革を行っていることですかね。

嬉しかったのが、家長選手の先発。「やっと出してくれたか」というのが、正直な感想。
しかも先制点という、理想的な結果も出してくれてたし。後はさっぱりでしたけどね。

そして、ほぼウェズレイ選手のワントップ。
その下を金崎・家長選手がサポートするという、ワタシの期待通りの布陣。

だけど、昨日の試合に関しましては、システム変更が全く機能してませんでしたがね。

まあ、しょうがないわな。相手が強すぎたし。
中央&敵サイドから攻められまくってたから、実質6バックで対応せざるを得なかったし。

しかし、守備陣の意思疎通がとにかく悪いわ。誰が統率を執ってるのか訳わからん状態だし。
守備の数さえ増やせばいいってモンじゃないのは、昨日の試合を見てたらよう分かるでしょう。

何はともあれ、とにかく深谷選手&ホベルト選手の早い復帰を期待しています。
タイトな守備陣の復活は、カレらにかかってますからね。


んで、肝心の攻撃陣。

今日のシステムだと、金崎・家長両選手を生かすには、両サイドの素早い上がりが大前提。
つまり、鈴木・高橋選手のアグレッシブな走りが必要なんです。

高橋選手は何かが吹っ切れたのか、久しぶりにいい動きをしてましたね。
まあ守備に関しては、ガンバの下平選手にいいようにやられてたけど…。

しかし、鈴木選手がどーも調子が上がらないなー。
去年のように、ピッチ内でも激しいリーダーシップを発揮して欲しいんですけどねー。

で、一番悪いのがエジミウソン選手。
昨日の敗戦における最大の原因は、間違いなくカレですな。

なんで、毎度毎度ウェズレイ選手にロングボールを出そうとするかなー。
敵に完全に読まれてるんだよー、もう去年の戦術は通用しないのが分からないのかなー。

ウェズレイ選手へのパスコースを探すために、ずっと意味のないドリブルで持ち続けてる。
で、中盤で相手に詰められて、結局守備陣にバックパス。

その間に相手のポジションが整ってしまうから、守備陣もパスを出す場所が見つからない。
で、意味のないパス回しを途中カットされて、敵に攻められるパターンの繰り返し。

とにかくボールを持ったら、間髪いれずに金崎・家長両選手にパスを出せばいいんよ。
そうすれば、ウェズレイ選手を含めスピードがある3選手で、攻撃の形が作れるんだから。

理想のパターンは、ドリブルで切り込む間に、両サイドが一気に上がればパスコースが増える。
それか、ペナルティエリアに向かって、一気にドリブルで切り込んでファウルを誘うのもあり。

サイドからの攻撃をしかけるなら、一気に前線に駆け上がれる足の速いボランチが欲しいな。
そうすれば、とにかく乏し過ぎる攻撃パターンがかなり増え、さらに攻撃も厚みを増すだろうし。

例えば、バックパスを清武選手が枠に向けて、ミドルシュートを打ちまくるとかね。
藤田選手も結構いいミドルシュート打つから、意外と面白いかもしれん。

それをウェズレイ選手がゴール前で、シュートのこぼれ球を押し込むのに徹するとかね。

とにかくサポーターとしては、得点の匂いがするプレイを期待してるんです。


でも全ては、攻撃陣が前を向いたままプレイできるような、ボランチの素早いパスにかかる。
流れるような連携ができるためには、繰り返しの練習が必要だから、しばらくは無理だわな。

そして、ウェズレイ選手に言いたいこと。

わざわざ、ボールをもらいに後ろまで下がるなくていいから。
それと、ポストプレイもしなくていいから。するなら、ペナルティエリア附近でお願い。

とにかく、得点を決めることだけ考えてくれ。



最後に、昨日の試合に関しましては、選手とシステム変更の効果はよく分からんかった…。

でもW杯予選の間しばらく時間はありますからね。
その間に、新しいポジションでのシステムが確立することを期待しましょう。

幸いと言ってはナンだけど、この順位だと間違いなく誰も代表に選ばれんやろうし…。

まあ何はともあれ、次節の大宮戦に期待しましょう。
チームが前を向いた変革を求めているなら、仮に負けたとしてもしょうがないと思ってね。


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