吟じます。
竹内まりやの~、歌詞ばりの~、30代の告白は~
相手次第では~、返答するのが物凄く難しい~
あると思います。
こんにちわ。
昔、高嶺の花であった、かわいい同級生(♀)の変容ぶりに、驚嘆を隠せなかった34才のオヤジです。
ええ、昨晩は毎年恒例のプチ同窓会に参加してきました。
今年の参加者は6人。もちろん全員オトコ。
15年前は20人以上おったんになあ…。
まあ、しょうがないです。みんな家庭を持った人がほとんどなんでね。
東京とか、遠方に行って帰ってこないヤツもおるしね。
中には琉球大学に行って、米軍のイエ○ーキャブにされて帰ってこないと噂される行方不明のヤツもいますが…。
本日の参加者は、全員中学校の時の同級生。
まあそのうち一人は幼稚園から、もう一人は小学校からのくされ縁ですがね。
6人のうち、独身がワシを含め4人。
まあ、昨年バツがついて仲間になったヤツもおるけどね。
職業も小学校の先生から、銀行員、そして焼鳥屋のオヤジに、あとはサラリーマンかな。
みんな「不景気やなー」と嘆いていますが、幸いなのが無職はおらんちゅう事かな。
30代半ばに突入したおっさんどもですが、我々が大分県を元気にせんとねー。
「頑張るぞー、アラ30半ばー」
ものスゴイ中途半端ですが、全員でそう誓って、1次会は終了。
んで残ったのは、幼稚園からの友人であるI君と、バツイチになったM君。
残った独身3人で、行くのは同じく同級生のオナゴがママやってるラウンジ。
昨年の今頃行った以来だから、ほぼ一年ぶり。
ママは幼稚園の時からの同級生で、I君と同じくくされ縁の一人。
「Hママ、久しぶり~。元気しちょった?」
あれ?、カウンター内には、見知らぬオナゴが一人。
へー、正月はいつも若いオナゴがおらんで、一人で営業してるのになー。
というか、二日は我々のためだけに毎年営業しよるようなモンやけど。
でも、ちょっとお店の女の子としては、体のボリュームすごくないかえ?。
顔はどちらかというと結構美人やけど、サイズはちょっとワシの1.5倍くらいかな。
「えー、覚えてないのー。ワタシ、ワタシ」とアピールするオナゴ。
どうも、我々の同級生みたいです。
名を名乗れ、名前を。
唯一地元中津に残って、そのお店に通っているI君は顔見知りのよう。
隣でニヤニヤ笑ってます。
でも心当たりのない二人。とりあえず、カウンターの片隅でM君と緊急会議。
「誰?、おまえ覚えちょる?」
「いや知らん。どっちかちゅうと、まんねんに話しかけてねえ?」
「オレ?、いや違うやろ。知らんし。でも、もしかして…、あん子やねえ?」
「あん子?、違うやろ。あ、でん、なんか顔は面影あるわー」
「やろー、多分間違いねえわー。お前確認しろえ」
「いやー、でん違ったら、オナゴ相手やけよだきいやん。お前しろ」
「いややん。しょうがねえなー、いくぞ。最初はグッ、ジャンケンシッ、あいこで…」
で、じゃんけんに負けたワシ。「もしかして、M松さん?」
「当り~、よく分かったわね」
当たるも何も、そんな喜びより、チミの変貌ぶりの衝撃の方がでかいんだけど…。
約20年ぶりの、感動的な再会なんやけどなー。
「ホント太ったなー」
いや、その彼女。中学校当時、俗にいう「マドンナ的」な存在。
オトコ投票でいくと同級生の中では、たいがいトップ1、2にあがるほどかわいかった娘。
しかも、確か漫画の世界のようにテニス部所属。
ワシなんか、校舎の窓から「ハァハァ…」言いながら、ユニフォーム姿を見てましたけどね(嘘です)。
あの頃はまだ
性に目覚め始めた時だったんでね。
そんなに、オナゴに意識がいく事はなかったなあ。もちろん全くモテなかったけど。
しかしなー。へー、変われば変わるモンやなあ…。
とは言え、ワシも当時より15kg以上太ったけどね。
んで、話を聞いた(というか、M松さん勝手にしゃべる)ところ、昨年6月に離婚。子供はなし。
ただ今実家に戻り、普段は昼間働いているけど、週末の夜だけその店でバイトしていると。
ふーん。みんな知らないうちに、いろいろドラマがあるんやねえ…。
ワシなんか、なんの変化もないまま、現在に至るけどね。
月日が流れるっちゃ、ある意味残酷ざんす
と、しみじみウイスキーを飲む隣では、バツイチ同士が盛り上がってるし。
おー、とりあえずいい雰囲気なんじゃないの?。
さーて、ワシはおとなしく退散でもしようかな。
と、M君がトイレに行ってる間、M松さんから話しかけられる。
「そういえば、2年の時の同じクラスの時、まんねん君が学級委員長で、私が副だったじゃない?」
あ、そうやったっけ?。ごめん、全然覚えてない。
というのは表に出さず、とりあえず相槌を打ってたけど。
そしたら、
「昔、まんねん君の事が気になってしょうがなかったの~」
えー、どういうこっちゃー?。どうしたワシ、モテモテ???。
どうしよー、オレ今日風呂入ってないよー
と、竹内まりやの詩の世界ばりの展開にドキドキしてたら、
「普段は真面目そうなのに、こんな
変な人もおるんやなーって、びっくりしたわ」
あー、そういう事ね…。
恋愛対象とかでなく、そういうので興味があったのね。
そういえば、何年か前も同級生のオナゴに同じ事言われたわ…。
なんか久しぶりに、違う意味で汗をかいたけど、緊張して損したわ。
もちろん別に連絡先交換もせずに、店を出ましたけどね。
あ、M君は知らんよ。その後、彼女とどうなったか?。
少なくともワシには何の変化もない、正月休みのワンシーンでした。
さあて、そろそろ甥っ子のサッカーの応援に行くかな。
あ、明日の昼過ぎには大分市に帰りますので。